難しいの?どんな教材?-ブンブンどりむの特徴
このページでは、作文の通信教育ブンブンどりむの教材の特徴や難しさについての感想を書いています。
実際に子供が受講する様子をみて気づいたことなども書いていきたいと思います。
小学生の作文の教材、特に通信教育の受講を検討している方に、参考にしていただけるとうれしいです。
→公式サイト 小学生の作文通信教育「ブンブンどりむ」
ブンブンどりむのコース
ブンブンどりむは、小学校1年生から6年生までに対応したコースがあります。
小学校1年生対象 | ワクワク入門コース |
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小学校2年生対象 | ドキドキ基礎コース |
小学校3年生対象 | グングン上達コース |
小学校4年生対象 | メキメキ応用コース |
小学校5年生対象 | トコトン実践コース |
小学校6年生対象 | バッチリ完成コース |
この学年は受講の目安で、他の学年のコースを受講することも可能です。
ブンブンどりむのカリキュラムは、学校の国語に準拠したものではなく、オリジナルのものです。作文が特に得意なお子さんは1つ上のコースを受講した方がいい場合もあるかもしれません。また、作文の苦手なお子さんは、1つ下のコースを受講することもできます。
ただし、漢字や言葉のドリルなどが学年対応になっているので、その点はご注意くださいね。
ブンブンどりむのメインテキストについて
ブンブンどりむのメインテキストは、カラフルでキャラクターのイラストがいっぱいです。
学習内容の説明はマンガで、キャラクターたちが楽しく説明してくれるので、多くのお子さんは、抵抗なくどんどん読み進むと思います。
うちの子供も、作文の勉強は嫌いなはずでしたが、このテキストは喜んで読んでいましたから、マンガの力は絶大です。
内容はどの学年も4つに分かれています。4つプラススペシャルステージというものが設けられている学年もあります。
かきかたランド
作文の書き方を学びます。学年によって長さやむずかしさのちがう作文のテーマに取り組みます。
- 自分のことや、身の回りの身近なことを紹介する文
- 課題図書を読み、自分の体験と結び付けて書く。
- インターネットや図鑑で調べて新聞記事を書く。
- 想像力をはたらかせ、物語を作って書く。
- 資料を読み取って自分の考えを書く。
高学年になるにしたがい、公立中高一貫校の作文対策にもなるように学習計画が組まれています。
こころランド
学年によって内容が違います。3年生までは、古今の名文の音読、視写(書き写し)、まねて自分も言葉を考えてみるといった学習をします。
4年生では、自然や社会についての疑問を通じて問題解決力をつける、5年生では自分を知り他人と対話する力を養う、6年生では、時事問題を通し今の日本を知る、といった内容になっています。
あたまランド
いわゆる「国語の読解問題」の学習です。記号で答えるだけではなく文章を記述して答える問題に、毎月取り組みます。
学校のテストでは、文章を自分で考え記述して答える問題はあまり出ません。うちの子供は、最初はブンブンどりむの記述して答える問題はむずかしく感じたようでした。
でも、これをがんばってやっていくのと、やらずに学年が上がっていってしまうのとでは、大きなちがいになってきます。
最初は、どうしてもわからない時は、答えをノート書き写すのでもいいと思います。そして数日後に、答えを見ずに同じ問題をやってみるのです。その時、前に書いた答えを、少しでも思い出して書くことができればいい、と私は考えて子供の取り組みをみていました。
記述して答える文章の書き方が身につく手がかりが、そうして少しずつできていくのではないかと思います。
ものしりランド
これも学年によって内容が違います。
たとえば1年生では、言葉による基本的なコミュニケーション力を身につけることを目指します。2年生では、生活科の内容を題材として、「相手に伝える」力をやしなう学習をします。
これが、高学年の自分の体験と資料や知識を結び付けて文章を書くという学習につながっていきます。自分の体験と結び付けて考えを書くというのは、まさに公立中高一貫校対策の作文で求められることです。
スペシャルステージ
学年によっては、スペシャルステージというページが設けられ、「すじみち力」というものを養うための学習をします。
たとえば4年生では、論理クイズを解き、どうやってその答えを導き出したのかを、相手にわかりやすく伝える文章を書く課題に取り組んだりします。
副教材について
学年によって副教材もちがっています。
低学年では、語彙力を強化するドリル、楽しんで作文で作品作りができるキット、そして読み聞かせや音読に使える絵本が中心です。
4年生までは、国語力ステップアップブックといって、語彙力をつけPISA型の思考力問題に取り組むドリルがついてきます。5年生以降は、これにかわり夏休みに、語彙力強化のドリルがついてきます。
そして1年生から5年生までに、問題解決力ドリルというものがついてきます。これは算数、理科、社会といった、国語以外の教科の問題を題材に、考えをわかりやすく記述する学習ができる教材です。
高学年には、時事に関する知識を楽しく学ぶことができる小冊子やシートがついてきます。中学受験や、公立中高一貫校受検対策を意識した内容となっています。
また、すべての学年に、夏休みの時期に「読書感想文ラクラクブック」といって、書き込み式で読書感想文の下書きをすらすら書ける教材がついてきます。
夏休みの宿題で読書感想文を書くお子さんが多いと思いますが、ブンブンどりむをやっていると、これがあるので親はとても気が楽でしたよ。
他にも、
- ポッチー新聞(読者が参加できるコーナーがたくさんある)
- 自分で作る物語本キット
- 作文力判定テスト
などなど、教材、副教材、ふろく…本当にもりだくさんです。添削課題以外にも、投稿できるイベントがたくさんあり、文章を書く機会を、これでもかというぐらいたくさん提供してくれる通信教育なんです。
添削課題について
ブンブンどりむの添削課題は、月2回です。(6年生対象のコースだけは、月1回の模擬テストとなります)
赤ペンでアドバイスがびっしり書かれる質の高い添削指導を、回数多く受けることで、作文の力がつきます。
添削課題については、実際に子供が添削を受けた画像とともに感想を書いているページもあります。よろしければ、そちらもあわせてお読みください。
ブンブンどりむの難易度は?
各学年でぜひ取り組みたいテーマの作文を、豊富なアドバイスやヒントをもとに自分の力で書くのが、ブンブンどりむの学習です。
でも、うちの子のように作文が苦手な子にとっては、難しく感じるところもあるようです。
そういう場合は、ヒントや作文の例を参考に、一部でもいいので自分なりに考えて書くようにするといいと思います。
模範的な作文はすぐには書けないかもしれませんが、自分なりに考えて書く経験を積むことが何より大事です。続けていると、だんだん書けるようになってくるんです。
苦手な子にこそ、おすすめしたい作文教材です。
ブンブンどりむ、よかったですよ
このページでは、ブンブンどりむの教材について、実際に子供が受講した経験から、気づいたことや感想を書いてみました。
短くまとめると…
- 低学年のうちは、作文を書くことに慣れ、いろいろな文章を楽しんで書く。
- 高学年になるにしたがい、公立中高一貫校対策にもなるような、文章や資料を読み取る力、思考力、記述力を高めていく。
こんな教材です。
うちの子供は作文がかなり苦手な方でした。6年生になった今も決して得意ではありませんが、だいぶ書けるようになっています。
親が教えても市販の問題集などをやらせても思うように成果が出ず、作文嫌いになりかけた時、ブンブンどりむをやってみることにしたんです。
あの時、ブンブンどりむをやることにしてよかったなと思っています。
教材の好みもあると思いますので、一度無料の体験キットを取り寄せて、見てみることをおすすめします。お子さんが気に入るようでしたら、ぜひ、受講を考えてあげてください。
無料の体験キットは、ブンブンどりむの公式サイトから申し込むことができますよ。
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