作文が苦手な子を持つ親のつぶやき
どうも。作文が苦手な子を持つ母です。
大学入試改革で、これからますます、文章で表現する力が重視されるようになるそうです。塾の説明会でそれを聞いた時「うちの子には逆風だな…」と思いました。
作文が苦手ですが、大学進学を希望している子供に、どんな教材で勉強させたらいいのか、その教材でも思うように勉強が進まない時はどうしたらいいのか、悩むことは多いです。
このページでは、作文苦手な子を持つ母の悩めるつぶやきを書いてみたいと思います。
学校で作文を書く機会は多い
学校で割と作文を書く機会が多いなと思います。むかし自分が子供だった頃より、ずっと多いような気がします。
学校の先生は、案外気軽に、
「遠足の作文を、ノート1ページ以上書いてきてくださいね」
とか言うんですよね。
授業中も、「1学期にがんばりたいことを、10行以上、20分で書いてください」
と先生は言いますよね。
「なんでもいいです」「内容は自由です」「好きなことを書いてください」とかね。
いきなり作文を書けと言われて、何も困らず、書けるお子さんがたくさんいることでしょう。
でも、苦手な子にとっては、これはなかなか難しいことなんです。
学校ではあまり作文の指導をしてもらえない
学校で個別に作文の指導をしてくれるかといったら、これはまずないと思った方がいいようです。せいぜい一言コメントを書いてくれるかどうかです。
作文が得意で良く書けている子は、作文を目立つところに貼り出されたり、コンクールに出品されたり、どんなところがよかったかコメントをもらったりします。
だから書ける子はますます作文を書くのが楽しくなり、自信を持って書き、そして書けば書くほど上達するんです。
良く書けていない子に対してはどうでしょうか。
どこがどう悪いのか、どう書いたらもっとよくなるのか。
そもそも何を書いたらいいのかわからない子は、どうやったら、書くべきことを思いつくことができるのか。
そういったことを、小学校でどの程度教えてもらえるかというと、ほとんど教えてもらえません。
花丸をつけて、「Good!」とか書いてくれている時はありましたよ。子供はそう書いてもらえるとすごく喜びますし、ありがたいなと思います。
でもGood!とはとても思えないような作文を読んだ時、先生はお困りになるんでしょうね。
ぐるっと〇がついているだけだったり、△がついてきたりします。
下手すると「見ました」のハンコで終わりです。
見ましたって…
これでいいの? わるいの? どこをどうなおしたらもっと良くなるの?
先生、教えてくださいよ! と思うことも、ありましたね。
個別に、「ここをこうした方がいい」「この部分をもっとくわしく書いてみよう」みたいな、そういう具体的なアドバイスが書かれているのを見たことはないです。
どうしても何も思いつけなくて書けない子に、どうやったら書けるのか教えてほしいんですが、書けない子というのは「ちゃんと書きなさい」って怒られるんですよね。
書けない子にこそ指導してくれたらいいのに、と思う時もありましたが、小学校の先生はとてもお忙しいので、そこまで求めるのは無理なんだろうなとも思います。
指導はないが評価はされる
書いた作文に、A、B、Cや、花丸、◎、〇、△などの評価がつけられたりすることもあります。
花丸だったらいいんですが、△とかCがついてアドバイスも何もない時って、子供も凹みますし、親も困ったなと悩んでしまうんですよね。
でも、さっきも書いたように、小学校の先生が、クラス40人の作文の添削指導をするというのは、実際不可能だと思います。
作文は家庭学習で補うしかない
作文を書けなくても、小学校は卒業できます。中学校も卒業できるでしょう。
でも、それは、書けなくてもいいということではないんです。
作文を書けないと子供本人が困ります。
進学、就職、そして社会人になってからも、作文が苦手だと、苦労する場面がどれだけたくさんあるかわかりません。
現状では、小学校での作文の指導をしてもらえるかといったら、ほとんどしてもらえない以上、家でなんとかするしかないのだと思います。
もしできることならば、作文は、家庭学習で補うべきだと思います。
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