Z会公立中高一貫校作文とは?-もうひとつの作文専科

小学校高学年向けの作文の通信教育の中で、子供にやらせてよかったと思えるもののひとつにz会があります。

z会の作文の専科は、5年生と6年生が受講できますが、6年生向けに、もう1つの作文の専科があることをご存知でしょうか。

→公式サイト Z会の通信教育 小学生コース

z会作文の通信教育の種類

z会の通信教育には、国語、算数、理科、社会といった教科の学習をするメインの講座の他に、目的に合わせて選んで受講できる、専科という講座があります。

この専科として作文の通信教育があるんです。

平成29年度現在、作文の他に、英語の専科もありますがここでは、作文の専科の種類についてまとめてみます。

5年生 作文
6年生 作文
公立中高一貫校作文

このように、6年生を対象として、一般的な作文の専科の他に、公立中高一貫校作文という専科があります。

公立中高一貫校作文とは

こちらのページを見てくださっている方はすでにご存知だとは思いますが、公立中高一貫校に入学するためには、学校が行う適性検査というものを受けて、入学資格を得なくてはなりません。

公立中高一貫校の適性検査は、私立中学の入学試験とはかなり傾向が違っています。

そして、多くの公立中高一貫校の適性検査に、作文の課題が課せられるのです。

  • 提示されたテーマに合った作文を書く。
  • 文を読み、自分の考えを書く。
  • 資料を読み取り、自分の考えを書く。

このような内容の400字から600字の作文を、45分から60分の時間で書かせる学校が多いようです。

この公立中高一貫校の、作文の対策を専門的に行うのが、z会の専科のひとつである、公立中高一貫校作文です。

公立中高一貫校作文を子供が受講した感想

教材は、イラストが控えめに入っている程度で、文章の説明が主体です。

キャラクターの会話形式で説明されているところも多くあります。

会話形式の説明文というのは、公立中高一貫校の適性検査の問題でも、とてもよく出てくるものです。

公立中高一貫校の適性検査は、先生と児童、または家族などが会話をしている文章をふまえて出題されるパターンが、なぜかとても多いんです。

会話が含まれた長文の文章とともに、図や表、グラフを読み取り考える、みたいな問題がとにかくよく出ます。

z会のテキストは、高学年向けのものは文章が多くてとっつきにくいと感じる方がいるかもしれません。でも、受検のことを考えるなら、このくらいは余裕で読み慣れておきたい文章量なんだろうなと思います。

添削指導については、こちらの記事に書いています。

→Z会の作文-添削指導はどんな感じ?

公立中高一貫校対策としての作文に限って言えば、もともとかなり作文が苦手だった子でも、適切な教材で学び添削指導を受けることで、受検に必要な力はつく、と自分の子供をみて実感しています。

z会の教材は、適性検査を徹底的に分析して作られています。

これをやっておけば大丈夫、という安心感がある教材だと思います。

公立中高一貫校を目指す方にオススメします

書くべきことがだいたい決まっているともいえる公立中高一貫校の適性検査の作文対策に的を絞り、効率的に学べるのが、z会の専科です。

受検の予定がある方は、6年生の4月から受講を開始することをおすすめします。

5年生までは、同じZ会の作文の専科や、ブンブンどりむで、様々なテーマや形式の作文を書く学習をしておくといいと思います。

公立中高一貫校を目指すのは、もともと作文が得意なお子さんたちが多いです。もし、作文はあまり得意ではないけど、できれば公立中高一貫校に…とお考えであれば、なおさら、ぜひとも早めに作文対策を始めてくださいね。

作文で苦労している子を持つ親として、このことは本当に強調してお伝えしたいです。

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Z会-作文専科

Posted by shino